20年度診療報酬改定の検討スケジュールを了承 中医協・総会

中央社会保険医療協議会 総会(第410回 3/6)《厚生労働省》

今回のポイント
●中央社会保険医療協議会・総会は3月6日開かれ、2020年度診療報酬改定に向けた検討項目とスケジュールを了承した。
○4月以降の総会で医療を取り巻く全般的な課題について意見交換し、夏に意見を整理。秋以降、個別具体的な改定項目の議論に入る。

中央社会保険医療協議会・総会は3月6日開かれ、2020年度診療報酬改定に向けた検討項目とスケジュールを了承した。診療報酬改定結果検証部会を中心に、18年度改定答申書の附帯意見を踏まえた調査・検討を進めるのと併行して総会では4月以降、医療を取り巻く全般的な課題について意見交換する一巡目の議論に入り、夏を目処に意見を整理。秋以降の2巡目の議論で、個別具体的な改定項目についての検討を深める。年末の20年度予算編成過程で診療報酬改定率が決定し、順当にいけば2月上旬には改定内容の諮問・答申の運びとなる見通しだ(参照)(参照)。

18年度改定の答申書附帯意見に盛り込まれているのは、▽入院医療機能のより適切な評価指標や測定方法のあり方▽DPCデータの提出項目追加やデータ提出を要件化する対象病棟の拡大▽かかりつけ医機能を担う医療機関と専門医療機関の機能分化・連携強化に対する評価のあり方▽オンライン診療や遠隔モニタリングの評価のあり方▽医療従事者の負担軽減、働き方改革の推進を促す評価のあり方-などの項目。今後、その内容に応じて、総会や改定結果検証部会、入院医療等に関する調査・評価分科会、薬価専門部会などで分担して議論し、結果を総会に報告する(参照)。

検討スケジュールの提示を受けて、支払側の幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は、「改定の基本方針が出るのは、12月上旬の議論が佳境に入って煮詰まった頃で、少し形骸化していると感じている。もう少し早めの段階から議論するべきではないか」と議論の前倒しを要請。森光敬子医療課長は、「夏までに政府としてこういう問題意識を持っているという意見の整理を示して、その上でご議論いただきたい。できるだけ早めに示したいと考えている」と応じた。

中央社会保険医療協議会 総会(第410回) 議事次第・資料

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