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日付:2014/09/19  カテゴリ[特集]  閲覧数[21312]

ケアマネさんが抱える多くの悩み…なかでも解決困難なのが認知症の方とそのご家族への対応。認知症のご利用者さんとご家族、どう対応する?

認知症のご利用者さんを担当する際、ケアマネさんは多くの“困った!”に遭遇しています。それは必ずしも、ご利用者さん本人に対して抱く悩みだけではありません。
特に、認知症の方を抱えるご家族への対応が難しいという意見も多いようです。

そんな時、ひとつの選択肢として、“ご利用者さん、そしてご家族を助ける自費サービス”があります。
更には、“ご家族が本人と向き合うきっかけ作り”となる認知症ケア専用ノートも一緒についてくるとか?!

今回は、そんな認知症専門サービスを提供しているダスキンホームインステッドの担当者と、そのサービスを以前ご利用者さんに紹介したことのあるケアマネAさん、まだ活用したことのないケアマネSさんをお招きし、グループインタビューを行いました。リアルな質問と白熱した意見交換が飛び交うなかで、このサービスに見い出された明るい未来とは?

図1

認知症専門サービスについて

どんなサービスが受けられるんですか?

65歳以上の方を対象に、危険を伴う行動や法に触れない範囲内であれば、サービス対応可能です。日常的な家事全般、お掃除、身体介護や見守りにはじまり、夜間の付き添いや通院、外出の同行などです。これらのサービスを提供する中で認知症ケア専用ツール「人生の記録」を活用し、その方自身にあわせたサービス提供をします。

認知症専門のスタッフって、どんな人ですか?

ダスキンホームインステッドでは、認知症に特化した研修プログラムを設けております。スタッフ全員がその研修課程を修了したうえで、ご自宅に伺うので、常に一定レベルをクリアしたサービスをご提供することができます。

とはいえ、相性が合わないこともありますので、その際は、ご相談いただければ、すぐにスタッフを交代させていただきます。また、事前にご利用者さんやご家族の要望を伺い、「現場経験が豊富な方」「コミュニケーションを取るのが上手な方」「家事が得意な方」など…スタッフの持つ個性も考慮に入れながら人選をさせていただきます。

定期巡回型や家政婦紹介所とどう違うのですか?

一番の違いは、ダスキンホームインステッドであれば認知症に特化した研修プログラムを修了したスタッフが対応する、という点です。もちろん、定期巡回型や家政婦紹介所にも認知症対応に長けたスタッフもいるかもしれません。

でもその方がいつでもどこでも24時間対応できるとは限りません。どんな時でも、一定レベルをクリアした、認知症専門のスタッフが対応するということは、ご利用者さん、ご家族の方の安心感にもつながります。

図2

“ご家族が本人と向き合うためのきっかけ”となる
「人生の記録」について

「人生の記録」とはダスキンホームインステッドが独自に開発した認知症ケア専用のノートです。ケアスタッフがご利用者さんと触れ合い、より深い関係性を築くための一助として使用しています。これがあるからこそ、解決できた、ご家族に笑顔が戻った認知症事例も数知れず…!

サービスで活用する「人生の記録」って何ですか?

ケアスタッフだけでなく、ご利用者さんとそのご家族が一緒に作り上げていく記録ノートです。私たちがサービスに入る際、ご利用者さんに対して気づいたことや喜ばれた対応などを記録させていただく以外にも、ご利用者さんがどんな生き方をしてきたのか、職業や楽しかった思い出など、その方の人となりが分かるようなエピソードなどをご家族にも書き込んでもらいます。

また、ヘルパーさんが書かれるケアノートとの違いとして、一般的なケアノートは、「お昼ご飯(ご飯、みそ汁、野菜のごま和え)を作りました」といったサービス提供の内容がメインですが、一方、「人生の記録」では、「ほうれん草が好きとお聞きしたので、ごま和えを作ってお出ししました。すると嬉しそうに食べてくださり、ほうれん草の調理方法など、料理の話をしながら楽しく食事をしていただきました。」といった、ご利用者さんが喜ぶこと、うまくいったことを具体的に記載していきます。

そうした成功体験を書き溜めていくことで、次のケアのヒントとなり、また、ご家族の介護にも役立てていただくことができます。

「人生の記録」の中身ってどんな内容ですか?

中身が継ぎ足しできるようになっているバインダー型のノートです。人生の節目となる出来事を書き込む下記のような項目の他に、スナップショット(略歴)、ケアノート(ケアスタッフが書き込む)などがあります。また、写真などを入れられるページも付いているため、ご利用者さんが見ると笑顔になる写真や、お話のきっかけになる写真なども入れていただけます。

【例】
・家族について/・子供の頃(2~12歳)/・青年期(13~20歳)/・家族の伝統とお祝い/・結婚した頃/・人生の大きな出来事/・考え方と感情/・好きなもの

実際の活用例・成功事例を知りたいです!

「人生の記録」をうまく活用できた事例をご紹介します。
【90代の女性Tさん/重度の認知症/1回12時間・夜間の見守り】

図3

ダスキンホームインステッドの具体的なサービス内容を聞いたAさんとSさん。
『いつでも、どこでも、いかなる場合でも対応してくれる、そして、認知症に特化している点について、とても安心して利用できるサービス』といった感想を抱いたようです。
なかでも、「人生の記録」については、そのノートが持つ可能性に新たな発見と希望を見出し感動されていたお二人。実際のコメントをご紹介します!

【Aさんのコメント】
「人生の記録」ってただのノートじゃないんですね。ご家族が認知症という病気と、またご利用者さんと向き合うためのきっかけ作りになるツールだと分かり、すごくいいノートだなと思いました。認知症のご利用者さんに関わる人全ての“気づき”につながります!

【Sさんのコメント】
一般的なケアノートは、ヘルパーやスタッフが一方的に書くことがほとんどですが、「人生の記録」は違う!ケアスタッフだけでない周囲の人の様々な視点が1つのノートに集約されることで、見えてくることもあるのだと分かりました。それに、成功体験を積み重ねていくのが主体的でいいですよね。みんながこのノートを1つの柱として、前を向いて歩いて行けるんじゃないかなって思いました。

認知症ケアに関わる全ての “多職種” の人が “多角的に” 同時に理解・共有できるのが、「人生の記録」の最大の魅力です!!

ご家族がご利用者さんと向き合うための“きっかけ“作りに。
ご利用者さんが心身穏やかで心地よいサービスが受けられる“手がかり“に。
関わる全ての人が“情報共有”でき、みんなで協力して対応していけるように。


「認知症のご家族との接し方に悩んでいる…」
「イライラしたり、混乱したり、どうやって気持ちを落ち着かせたら良いのかわからない」
と言った認知症のご家族を持つ方からご相談を受けた際には、こうした自費サービスがあることを、選択肢の1つとしてご紹介してみてはいかがでしょうか?

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