ケアマネドットコム > 記事トップ > 介護ロボットで排泄ケアが楽になった!

日付:2013/08/26  カテゴリ[特集]  閲覧数[22392]

介護ロボットで排泄ケアが楽になった!

いま話題の介護ロボット、国は24億円もの予算を投入

平成25年度の国の重点分野として介護ロボット機器開発・導入促進プロジェクトに約24億円の予算が確保され、国は急速化する高齢社会と介護人材不足に備え、介護ロボット機器の普及に務めています。介護ロボット開発企業は介護施設での実験などを進めており、迫り来る超高齢化社会に向けた準備が少しずつ始められています。

介護ロボットに期待されているのは排泄支援や移乗介助などの分野が中心で、介護する人間の必要性はそのままに、介護ロボットを使うことで介護される人の表情や言動にプラスの変化を生むことができると考えられています。

少子高齢化と相まって老々介護が増加する昨今、少しでも介護の負担を減らしたい、少しでも寝る時間を増やしたいというニーズが高まっています。介護ロボットを導入することでこれらの負担が軽減されるのであれば、介護ロボット利用者はこれからどんどん増えていくと予想されます。

図1

介護ロボットの重点領域の一つ「排泄ケア」

介護ロボットはすでに実用化されているものも多く存在します。なかでも介護の現場で重宝されているのは排泄ケアのためのロボットです。2012年に実施された介護保険法の改正により、寝たきりの人の排泄を支援する機器が保険対象に組み入れられ、福祉用具としてレンタル可能になったことも注目が集まるきっかけでした。

介護のなかで最大の懸案事項とも思える排泄介護は、介護する人・される人のどちらにも大きな負担を与えます。おむつやパッドを使っていても、介護される人からすると「排泄したらまた負担をかけてしまう」という思いになり、介護をする人にとっては腰痛など身体的負担が大きく、気持ちとしておっくうになりがちです。

その部分を担ってくれる排泄ケアロボットは、介護される人の自立排泄を手助けし、介護する人の睡眠時間を確保してくれるまさに救世主といえるものかもしれません。

そこで今回は、排泄ケアロボットの一番の注目株である「マインレット爽(さわやか)」を販売している大和ハウス工業株式会社にお話をお伺いしました。

図2

排泄ケアロボット「マインレット爽(さわやか)」の実力とは!?

図3

大和ハウス工業株式会社が販売している排泄ケアロボット「マインレット爽(さわやか)」は、全自動の排泄処理ロボットです。ロボットといっても手足がある人型をしているわけではありません。内蔵のセンサーがご利用者の排尿・排便を感知し、排泄物をすみやかに吸引し、温水で局部を洗浄、さらに除湿までをすべて自動的に行います。吸引した排泄物は排泄物タンクの中身をトイレに流せば排泄物に触れずに処理することができます。また車輪付きのため簡単に移動が可能です。

さらに多重の消臭フィルターで排泄物の臭いをカットしてくれるのでニオイ漏れはほぼゼロ。常に微風が流れ、汗や湿気を取り除いてくれるので常に快適に保つことが可能です。

ご利用者の排尿・排便の各排泄回数の確認、洗浄水の温度調節、付属リモコンによるご利用者自身の操作なども可能なため、ご利用者一人ひとりに合った使い方が可能です。
ご利用者の尊厳を守り、ヘルパーさんやご家族に気兼ねすることなく「いつでも好きな時に排泄できる」ため、水分量や食事制限などを気にする必要もありません。

図4

初めての排泄ケアロボットにご利用者の反応は……?

では「マインレット爽(さわやか)」を使うことによってご利用者やご家族にどんな変化が生まれるのか? 実際に活用されていた実例を元に見てみたいと思います。

埼玉県のHさん(80歳、女性)は、病院からの退院時に「マインレット爽(さわやか)」を導入しました。導入時の最大の理由は、退院して在宅生活がスタートすると同居のご主人が介護するため老々介護になることでした。夜間の介護が負担になり、ご主人が倒れてしまうと大変なため、なんとか寝る時間を確保できれば、という切実な願いからでした。
とはいえ、体に合うのかどうか、ご主人が日常的に扱えるのかどうか、ヘルパーさんが取り付けや日常的な手入れができるのかどうかなどの課題がありました。

入念な適合チェックなどを経て様子を見ながら少しずつ装着時間を延ばすことになりました。はじめは専用カバーの取り付けなどに若干慣れが必要であったものの、近所に住む娘さんがすぐにコツをつかみ、2~3日で安定して使えるように。1週間が経つころには主目的である夜間利用に本格的に移行することになりました。

夕方食事の後ヘルパーさんが機器を装着、翌朝ヘルパーさんが取り外し、カップやホースなどを洗浄します。日中介護の手があるときはヘルパーさんやご家族で紙おむつによる排泄介護を行い、その合間に夕方からの装着に備え機器の準備を行うという流れで進め、最終的には夜間のおむつ交換がなくなり、ご主人は睡眠時間を十分に確保できるようになりました。

娘さんからは「夜というわけでなくても、おむつ交換に縛られることなく、排泄の都度自動的に感知して陰部をシャワーで洗浄してくれるというのは、清潔を保つうえで理想的だと思います。生活状況に合わせ利用できるから便利ですし、来訪された方からも”排泄臭がしなくなった”というお声をいただいた」とのことです。

ケアマネによる「マインレット爽(さわやか)」体験生トーク! 見て触って体験できるセミナー開催決定!

「マインレット爽(さわやか)」を実際に利用した看護師とケアマネジャーから、事例を通した体験談をお話いただきます。看護師の方のお話では、実のお母様が「マインレット爽(さわやか)」を利用されていたため、介護する側の視点と看護師としての視点、両方からの生の体験談を聞くことができます。さらに現役ケアマネジャーの方からは、ケアプランへの組み込み方や現状についてをお伺いする予定です。また開発者からはオススメしたいご利用者についてお話し頂く予定です。
気になることをまとめて解消できちゃううえに、参加は無料! お茶菓子を食べながら、気軽に情報交換しませんか? 
ケアマネ同士でお誘い合わせのうえ、是非ご参加ください。

※会場には福祉機器(HAL、PARO)や自動排泄処理装置(マインレット爽(さわやか))も展示しております。ご希望の方にはセミナー終了後にマインレット爽(さわやか)装着体験もしていただけます。
※服の上からの装着になります。



在宅介護を助ける!? 自動排泄ケアロボット
~ ケアマネ、マインレットを7年間使った看護師を迎えて ~

【日程】
  2013年9月28日(土)13:30~15:30(受付開始13:00)
こちらのセミナーは終了しました。

【会場】
  大和ハウス工業東京本社 3階会議室
  (〒102-8112 東京都千代田区飯田橋3丁目13番1号)

【交通】
  JR水道橋駅 西口から徒歩2分、JR飯田橋駅 東口より徒歩7分
  東京メトロ有楽町線・南北線・都営大江戸線の各線飯田橋駅A1出口より徒歩7分
  東京メトロ東西線 飯田橋駅A5出口より徒歩4分、またはA2出口より徒歩7分

  ☆地図はこちらから印刷できます
  http://www.daiwahouse.co.jp/officeHP/shiten_map.asp?jigyo_cd=00610

【内容】
  1部  ゲストによる講演
  2部  質疑応答、ディスカッション

【ゲスト】
  甲州 優先生(看護師・了徳寺大学  看護学  非常勤講師)
  他ケアマネジャーも

【参加費】
  無料

【お申し込み方法】

こちらのセミナーは終了しました。


【お問い合わせ先】
  大和ハウス工業株式会社  東京本社
  フリーダイヤル:0120-556-308(年中無休)
  TEL:03-5214-2270(平日9:00~17:00)
  FAX:03-5214-2271
 

印刷する
オバサン度オジサン度チェック