モニタリングと評価の違いとは?

質問

質問者

モニタリングと評価の違いがよくわかりません。

モニタリングは1ヵ月ごとに、評価は短期目標が終了する時に書くものですか?内容はどう違うのでしょうか?

それと、モニタリングと評価は支援経過表(7表)に記入すればいいのですか?施設のケアマネをしているのですが、皆さん特にサービスに対する満足とか希望はないのですが・・・。

どうしたらいいのでしょうか?よろしくお願いします。

※旧ケアマネドットコムから運営事務局が移行したQ&Aです。

【投稿日】

06/10/16 11:06

【投稿者】

相談者
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経験年数:
サービス:居宅介護支援事業所
保有資格:
介護支援専門員(ケアマネジャー資格)
介護支援専門員(ケアマネジャー) 

 

介護支援サービスの過程については、「介護支援専門員基本テキスト(全3巻)」(長寿社会開発センター発行)では「計画に沿って実施されるサービスの継続的な把握(モニタリング)・サービスの評価」という表記があります。
この介護支援サービスの過程の中で、最も重要で、最も難しいのが「モニタリングと評価」だと思います。つまり、「評価」の明確な手法や基準(物差し)が確立されていないのです。なぜなら、介護現場のスタッフの方々は実感されていると思いますが、介護サービスに「絶対はない!」からです。
話が横に反れてしまいましたが、予防介護のケアプランでは評価票が用意されています。介護支援プラン作成ツールでは明確なものはありませんね。これは予防プランでは「プランニング業務をケアマネージャーに委託できる」からですが、そのプラン管理をケアマネとは別の者(包括支援センター)がしなければならないという事情があるからです。
プランの流れから行けば、プランをモニタリング(計画に沿って実施されるサービスの継続的な把握)をしていて、ある一定時期に「再アセスメント」する。この再アセスメントが「評価」に当たる訳です。課題分析(アセスメント)の様式は、各ケアプランツールごとに違います。しかし、この課題分析の結果が、新たな計画(1票~3票)になる訳です。もう少し言うと、対象者の「評価」→「課題分析」→「プランニング」=ケアプランですよね。
総括として、「モニタリング」とは「計画に沿って実施されるサービスの継続的な把握」であり、「評価」とは「実施された計画の再アセスメントの課程である」と捉えれば、プランの管理の仕方やどの書式を使うか?は皆さんそれぞれにご意見があると思います。
06/10/16 11:08
アドバイザー
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